【便利ソフト FFmpeg MP４から画像へ】

MP4動画を1枚1枚の写真に変換できます。

FFmpegはオープンソースのプロジェクトであり、広く使われている信頼できるソフトウェアです。公式サイトからダウンロードした場合、基本的に安全です。

安全性の確認

公式サイトからのダウンロード:
- FFmpegをダウンロードする際には、必ず公式サイト（https://ffmpeg.org/）からダウンロードしてください。これにより、正規のバージョンを入手できます。
公式ビルドの使用:
- 公式ビルドを使用することで、信頼性と安全性が確保されます。特に、「Windows builds by BtbN」などの公式に推奨されているビルドを使用することをお勧めします。
ウイルススキャンの実施:
- ダウンロードしたファイルを念のためにウイルススキャンすることで、さらに安心して使用することができます。Windows Defenderや他のアンチウイルスソフトを使用してスキャンを行いましょう。

FFmpegの信頼性

FFmpegは、多くのプロフェッショナルや企業によって使用されており、動画や音声の変換、編集、ストリーミングなど、多くの用途で活用されています。オープンソースのコミュニティによって継続的に開発とメンテナンスが行われているため、信頼性が高いです。

Windowsの場合

FFmpegをダウンロードして使えるようにする

FFmpegをダウンロードする:
- インターネットで「FFmpeg ダウンロード」と検索して、公式サイトにアクセスします。

FFmpeg公式サイトにアクセス:

FFmpeg公式サイトにアクセスします。

Windows用ビルドをダウンロード:

「Get packages & executable files」の下にある
「Windows builds by BtbN」リンクをクリックします。
「Release」セクションの中から最新のバージョンを選びます。

一番下を押すとまた下に文字がでてきます。

「Assets」の下に表示されているファイルリストから、Windows用のビルドを選びます。以下のようなファイル名が表示されます：

ffmpeg-master-latest-win64-gpl.zip（64ビットWindows用）
ffmpeg-master-latest-win32-gpl.zip（32ビットWindows用）

例: 64ビットWindowsを使用している場合は、「ffmpeg-master-latest-win64-gpl.zip」をクリックしてダウンロードします。

「ffmpeg-release-full.7z」をダウンロードします。
Windows用のバージョンを見つけて、ZIPファイルをダウンロードします

（例：私のパソコン）

。ffmpeg-n7.0-latest-win64-gpl-7.0

というzipファイルがダウンロードされました。

FFmpegを解凍する:
- ダウンロードしたZIPファイルを右クリックして「すべて展開」を選びます。
- 展開先フォルダを覚えておきます。
FFmpegを使えるようにする:
- 展開したフォルダの中に「bin」というフォルダがあります。その中に「ffmpeg.exe」があることを確認します。
- このフォルダの場所をメモしておきます（例：C:\Users\あなたの名前\Downloads\ffmpeg\bin）。

エクゼ（exe）ファイルが見当たらなく、拡張子表示してない場合

ファイル拡張子を表示する方法

ファイルエクスプローラーを開く:
- 任意のフォルダーを開きます。
表示タブを選択:
- ウィンドウの上部にある「表示」タブをクリックします。
ファイル名拡張子を表示:
- 「ファイル名拡張子」にチェックを入れます。

これで、ファイルの拡張子が表示されるようになります。例えば、「ffmpeg」は「ffmpeg.exe」と表示されるようになります。

FFmpegの実行手順

以下の手順で、FFmpegをコマンドプロンプトから実行できます。

コマンドプロンプトを開く:
- スタートメニューをクリックし、「cmd」と入力して「コマンドプロンプト」を選択します。
ffmpeg.exeがあるフォルダに移動:
- コマンドプロンプトで、ダウンロードして解凍したフォルダの「bin」フォルダに移動します。
- 例: フォルダのパスが「C:\Users\あなたの名前\Downloads\ffmpeg\bin」の場合

bash

コードをコピーする

cd C:\Users\あなたの名前\Downloads\ffmpeg\bin

FFmpegのバージョンを確認:
- 以下のコマンドを入力して、FFmpegが正しくインストールされているか確認します。

bash

コードをコピーする

ffmpeg -version

FFmpegのバージョン情報が表示されれば、FFmpegは正常に動作しています。

環境変数を設定する

「システム環境変数の編集」を開く:
- スタートメニューをクリックし、「システム環境変数の編集」と入力して選びます。
「環境変数」を開く:
- 「環境変数」をクリックします。
Pathを編集する:

このウィンドウに入力する内容を以下に説明します。

変数名と変数値の入力

変数名 (N):
- ここには「Path」と入力します。
変数値 (V):
- ここにはFFmpegの実行ファイルがあるディレクトリのパスを入力します。例えば、解凍したFFmpegのbinフォルダが C:\Users\あなたの名前\Downloads\ffmpeg\bin にある場合、そのパスを入力します。

具体的な手順

変数名 (N) に「Path」と入力します。
変数値 (V) に解凍したFFmpegのbinフォルダのパスを入力します。例えば以下のように入力します：

plaintext

コードをコピーする

C:\Users\あなたの名前\Downloads\ffmpeg\bin

例

変数名 (N): Path
変数値 (V): C:\Users\あなたの名前\Downloads\ffmpeg\bin

入力した後、「OK」をクリックして設定を保存します。

これで環境変数の設定が完了します。設定が正しく行われたか確認するために、コマンドプロンプトを開いて以下のコマンドを実行してください。

MP4動画を画像に分解する

コマンドプロンプトを開く:
- スタートメニューをクリックし、「cmd」と入力して「コマンドプロンプト」を選びます。
変換したい動画ファイルがあるフォルダに移動する:
- 例：動画が「C:\Users\あなたの名前\Videos」にある場合、以下のように入力してEnterを押します。

bash

コードをコピーする

cd C:\Users\あなたの名前\Videos

FFmpegコマンドを実行する:
- 以下のコマンドを入力してEnterを押します。
- これで動画が1秒ごとに画像に変換されます。

bash

コードをコピーする

ffmpeg -i city.mp4 -vf “fps=1” 出力ファイル_%04d.png

例：動画ファイル名が「example.mp4」の場合

bash

コードをコピーする

ffmpeg -i example.mp4 -vf “fps=1” frame_%04d.png

まとめ

FFmpegをダウンロードして解凍する。
フォルダの場所をシステム環境変数に追加する。
コマンドプロンプトで動画ファイルがあるフォルダに移動する。
FFmpegコマンドを実行して動画を画像に分解する。

これで、MP4動画を1枚1枚の写真に変換できます。

推奨フォルダと名前

Cドライブ直下に新しいフォルダを作成する:
- シンプルでわかりやすい場所です。
- 新しいフォルダ名を「FFmpeg」とするのが一般的でわかりやすいです。

手順

新しいフォルダを作成する:
- 「エクスプローラー」を開きます。
- 左側のパネルから「Cドライブ（C:）」を選択します。
- 「Cドライブ」内で右クリックし、「新規作成」 > 「フォルダ」を選択します。
- フォルダ名を「FFmpeg」にします。
ダウンロードしたZIPファイルを展開する:
- ダウンロードしたZIPファイル（例：ffmpeg-master-latest-win64-gpl.zip）を右クリックし、「すべて展開」を選択します。
- 展開先を先ほど作成した「C:\FFmpeg」フォルダに設定します。
環境変数の設定:
- 「システム環境変数の編集」を開きます。
- 「環境変数」ボタンをクリックします。
- 「システム環境変数」の中にある「Path」を選択して「編集」ボタンをクリックします。
- 「新規」をクリックし、「C:\FFmpeg\bin」を追加します。
- 「OK」をクリックして設定を保存し、すべてのウィンドウを閉じます。

簡単な手順のまとめ

新しいフォルダの作成:
- Cドライブに「FFmpeg」というフォルダを作成する。
ZIPファイルの展開:
- ダウンロードしたZIPファイルを「C:\FFmpeg」に展開する。
環境変数の設定:
- 「C:\FFmpeg\bin」をPathに追加する。

これで、FFmpegを効率的に使用できるようになります。

FFmpegを正常に使用するためにセキュリティ設定を一時的に変更した場合、作業が完了した後は、再び元の設定に戻すことが重要です。しかし、FFmpeg自体のブロック解除設定を再び変更する必要はありません。以下の手順でセキュリティ設定を元に戻しながら、FFmpegが引き続き正常に動作するようにします。

手順1: ファイルのブロック解除

ダウンロードしたファイルのプロパティを確認:
- ダウンロードしたZIPファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブの下部に「ブロックの解除」チェックボックスがある場合、それをチェックし、「OK」をクリックします。
ZIPファイルを解凍:
- 解凍ツール（例：7-Zip）を使用してZIPファイルを解凍します。
解凍されたファイルのプロパティを確認:
- 解凍されたフォルダ内の「ffmpeg.exe」ファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブの下部に「ブロックの解除」チェックボックスがある場合、それをチェックし、「OK」をクリックします。

手順2: Windows Defenderを一時的に無効化してFFmpegを実行

Windows Defenderを無効化:
- スタートメニューを開き、「設定」 > 「更新とセキュリティ」 > 「Windows セキュリティ」 > 「ウイルスと脅威の防止」 > 「設定の管理」に進みます。
- 「リアルタイム保護」を一時的にオフにします。
FFmpegを実行:
- 必要な作業を行います（例: コマンドプロンプトからFFmpegを実行）。
Windows Defenderを再有効化:
- 作業が完了したら、再び「リアルタイム保護」をオンにします。

手順3: 環境変数の設定を確認

システム環境変数の編集を開く:
- スタートメニューをクリックし、「システム環境変数の編集」と入力して、「システム環境変数の編集」を選択します。
環境変数を設定:
- 「システムのプロパティ」ダイアログが表示されたら、「環境変数」をクリックします。
- 「システム環境変数」セクションで「Path」を探し、選択して「編集」をクリックします。
- 解凍したFFmpegのbinフォルダのパスが含まれていることを確認します。

まとめ